新潟県 三条市 東三条 駅前 学習塾 立心ゼミナール東三条本校の清野です。

三条市内の中学校では、2学期中間テストが終わりました。

 

中3受験生はこのまま気を緩めることなく、受験勉強を進めてもらいます!

さて、次年度の新潟県公立高校入試で、現中3生に関わる変更点は以下の2点です。

 

  • 新潟高校・新潟南高校で実施されていた学校独自の筆答検査が廃止。

  (新潟中央高校音楽科独自の実技試験はこれまで通り実施)

 コロナ禍での配慮のため、以降は未定。

 

  • 県央地区では、三条商業高校総合ビジネス科が4クラスから3クラス募集に人数減。

  (160人→120人募集)

 

また、3年後、三条高校に理数科が設置される可能性が高くなってきました。

 

下の表は過去3年間の通常の普通科以外(新潟南は普通科理数コース)を設置している高校と三条高校の倍率となります。

 

表についての注目点として、以下にまとめました。

  • 過去3年間の入試結果では、新潟市内(新潟・新潟南・市立万代)の通常の普通科以外は倍率が2倍前後、長岡高校は1倍程度となっている。

 

  • 理数科等を志願する生徒のほとんどが普通科を第2志望としているため、理数科等で不合格となった生徒でも通常の普通科合格となる生徒が多い。

 

  • 3年後、三条高校に設置された場合、これまで新潟・長岡の理数科を受験していた生徒層が三条高校理数科を受験する可能性があるため、成績上位層の受験者が増える可能性が高い。

 

理数科等通常の普通科以外を設置する高校の場合、当該学科の不合格者が普通科に流れるため、実際の倍率より上がります。

 

同様に三条高校に理数科が設置されると、今まで受験しなかった学力上位層が受験するため結果として普通科の倍率も高くなることが予想されます。

 

そのため理数科を目指す生徒はもちろんですが、普通科を目指す生徒も、より高得点が必要になります。

中3受験生だけでなく、中2・1生も今のうちから受験を視野に入れた学習を進める必要があります。

まずは返却された定期テストの見直しから、頑張ってほしいと思います!