新潟県 中学入試 高校入試 大学入試 合格
新潟県 三条市 東三条 駅前 学習塾 立心ゼミナール東三条本校の清野です。
夏休みも終わりまだまだ暑いですが、夜になると秋らしさも感じられるようになってきました。
さて、7月に新潟県教育委員会から今後3年間の『県立高校等再編整備計画』が発表されました。
この計画は、小中学校の在籍生徒数や各高校の志願状況、中学生の進路希望等に加え、教育に対する社会のニーズや県の課題も留意されています。
また、この計画は最新の学校基本調査の結果等も踏まえ、10 月に令和7年度の募集学級数・募集定員が最終決定されます。
いよいよ受験シーズン、受験学年のお子さまがいるご家庭では進路の心配事が増えてきます。
各高校のオープンスクールも始まっています。
各中学校での説明会等も行われますが、エリアの異なる高校案内については積極的に告知されないことも多いため、各々での情報収集が必要になってきます。
目標とする高校について、できれば3校は高校調べやオープンスクールへの参加をしていただきたいと思います。
以下、現時点で分かっている最新の公立高校入試情報をお知らせいたします。
次年度以降に受験学年を迎えるご家庭も明日は我が身とお考えいただき、ご覧ください。
【今後3年間の募集学級数】
【まとめと所管】
表の赤枠はリゼミからの進学実績がある高校の中で、
今後3年間に募集学級数の増減が予定されている高校です。
現中3生が受験する令和7年度入試では、
巻高校、長岡大手高校はそれぞれ1学級減となり、定員が40人減少します。
(三条高校も普通科が1学級減となりますが、理数科1学級が新設されるため、実質の定員数は変化していません)
倍率アップを心配して志望校を変更する生徒もいるため、定員減少分が倍率にそのまま反映される訳では無いとはいえ、
200人~320人程度の定員募集をする高校であれば、0.1倍~0.2倍程度の競争倍率アップを見越した上で、受験対策をしていくべきです。
その場合、ワンランク上の高校を志願するつもりで早い時期から準備を進めておく必要があります。
受験生の全体母数が減少することで学級減の対象になりやすいのは、受験する生徒の多い学力中堅校です。
(ちなみに三条東高校は昨年度、既に1学級減となっており、2年後には加茂高校の1学級減も予定されています)
今後は学力中間層の生徒にとって厳しい受験が増えていくと予想されます。
しかし、高校受験だけでなく中学受験、大学受験においても大切なのは、広い既習範囲の基本をどれだけしっかりと得点できるか?
だと言えます。基本の得点率を上げる学習が重要であることは全ての生徒に言えます。
基本の習得と積み重ねのために、受験学年よりも前に日頃の学習を頑張ってもらいたいと考えます。