新潟県 中学入試 高校入試 大学入試 合格 

新潟県 三条市 東三条 駅前 学習塾 立心ゼミナール東三条本校の清野です。

 

 

読売新聞で高校に関する以下のような記事を見つけました。

 

「新潟県教育委員会は、少子化を背景に県立高校が今後約10年間で22校減の64校に再編されるとの見通しを示し、県内各地で説明会を始めた。

住民からは地域の衰退などへの懸念の声が上がる一方で、学習や部活動の質を維持するためにはやむを得ないとの見方も出ている。」

 

上記の通りになると、2034年時点で新潟県の県立高校は現在の86校のうち、約25%が減少することになります

 

1学年1~2クラス定員の小規模高校が再編の対象となる可能性が大きいのですが、交通事情も踏まえつつ地元中学校からの入学者が多い高校は存続する必要があるという事情もあります。

 

「高校が無くなる」ということは高校生がその地域からいなくなることにより、地域の衰退につながります。

 

例えるなら、駅前や商店街から若者の姿が消え、地域に活気が無くなると考えるとイメージしやすいかもしれません。

 

 

 

一方、一部の大学入試では受験者が殺到しました。

 

それは、今年度から実施された東洋大学における年内入試(12月1日実施、12月10日合格発表)です。

 

朝日新聞の報道によると、募集人員578名に対して志願者数は約20000人で合格者が4126名だったため、倍率はおよそ5倍でした

(合格者は延べ人数で、複数の方式で合格している受験生もいます)。

 

成績上位層が東洋大学の併願を抑えたことで、GMARCH(難関私立大学群)の倍率が上がることが予想されます。

 

また、東洋大学を抑えた生徒はそれ以下の学力レベルを受験しなくなることで、日東駒専(中堅私立大学群)以下の倍率が下がることも予想されます。

 

今後、他の大学でも年内入試が増えてくれれば、2月に私立大学の本命や滑り止めをまとめて受験するのではなく、滑り止めに予め合格した上で本命の大学を受験できるようになってきます。

 

大学の受験方式は複雑なので、知っておくことで有利になる多くの情報があります。正しく新しい情報を持つことが大学受験では役立つ武器になります。