新潟県 三条市 東三条 駅前 学習塾 立心ゼミナール東三条本校の清野です。
2月21日(火)に令和5年度公立高校一般入試の志願変更前倍率が発表されました。
少子化に合わせて学級増減による調整が行われるため、全体の倍率はほぼ変化ありません。また、全体倍率は1.03倍ですが、昨年度は1.02倍、一昨年は1.04倍でした。人気の高校に志願者が集中するため、それ以上の倍率の高校も多くあります。
下の表が今年の入試倍率となります。また、理数科がある高校は理数科不合格者が普通科合格となるため、発表されている倍率と実際に受験をする際の倍率は異なるケースが多くあります。
例えば、新潟高校では発表されている普通科の倍率で考えない方が良いと思います。以下、ご覧ください。
前年比で倍率が上がった高校
新潟高校1.32倍
加茂高校1.26倍
三条商業1.16倍
新潟商業(総合ビジネス)1.73倍
前年比で倍率が下がった高校
新津高校0.99倍
長岡高校1.05倍
吉田高校0.71倍
分水高校0.63倍
総評と受験に向けての注意点について
- 志願変更前の発表では倍率が1倍以下(定員割れ)になっている高校でも、志願変更後には高倍率の高校から志願変更する受験生も多いため、現時点での倍率が低くても最後まで気は抜けません。
- 入試は倍率の「揺り戻し」(隔年現象とも言われます)が毎年起こります。前年の倍率が高かった高校は低く、前年低かった高校は高くなる傾向があります。加えて今年は、三条東高校と三条商業高校の前年との倍率変化は、募集学級増減が大きく影響しています。
- 残りのわずかな期間は、必要以上に倍率に気にすることなく、あくまで合格ラインの得点を入試で取ることを考えた方が余計なストレスを受けずに済みます。
最終倍率の発表は3月1日(水)となります。この時期の中3は色々考えてしまうと気持ちが不安定になることがあります。
しかし、この時期の追い込みはまだまだ実力アップができるため、何よりも受験勉強に集中してほしいところです。
あと10日程度、メンタル面のフォローに特に注意をしながら指導を行っていきます!